現在の国立大学の試験方式である一次試験と二次試験の形式は1979年にスタートしました。 記念すべき第一回共通一次試験の化学の第1問目の問題を紹介します。 一番初めの問題は融点を推測する問題でした。
2024年03月09日
お知らせ
2024年10月23日にホームページをリニューアルしました。
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現在の国立大学の試験方式である一次試験と二次試験の形式は1979年にスタートしました。 記念すべき第一回共通一次試験の化学の第1問目の問題を紹介します。 一番初めの問題は融点を推測する問題でした。
2024年03月09日
物質の三態である固体、液体、気体の状態変化には名称があります。 固体から液体は「融解」、液体から気体は「蒸発」、固体から気体は「昇華」と呼ばれます。 以前は気体から固体への変化も「昇華」とされていましたが、現在は「凝華」に改められています。
2023年10月28日
2022年神戸大学の有機化学構造決定問題の解答解説です。 問1~5は教科書レベルの知識で解答可能ですが問6は考察問題で、 カルボン酸の二つの構造異性体を二重結合を持つものと環状構造を持つものとして答えるのがポイントでした。
2023年10月22日
近年の入試ではプラスチックのリサイクルに関する問題が出題されています。リサイクルには、①マテリアルリサイクル、②ケミカルリサイクル、③サーマルリサイクルの3種類があります。 名古屋大学や神戸大学で出題がありました。
2023年10月18日
2021年10月実施の神戸大学「志」特別入試で、理系総合問題IIの化学の問題に出題ミスがありました。 出題者は周期表の3族から11族を「遷移元素」とし、液体の単体を「水銀(Hg)」と想定しましたが、水銀は12族であり矛盾が生じました。
2023年10月17日
1990年のセンター試験化学第1問の問題は、水に溶けて電気をよく導く化合物を選ぶ問題です。NO₂は水に溶け、硝酸(HNO₃) と一酸化窒素(NO)を生成し、強い酸性を示します。 これは硝酸の工業的製法であるオストワルト法の一部です。
2023年08月13日
2023年の北海道大学化学の入試問題は、全体として比較的簡単な問題が多かったものの、問題量が多いためスピードと正確さが求められました。 知識問題が多く、また反応速度や平衡に関する計算問題は、原理を理解して解答する力が求められました。
2023年06月18日
名古屋大学の2022年有機化学問題では、分子式C8H8で示されるキュバンの構造式が問われました。 キュバンは高校では学ばない化合物であり、多くの受験生にとって難しかったと思われます。 正解のキュバンは、1964年に安定性が確認されました。
2023年10月09日
化学を学ぶ上で、まず周期表を覚えることが重要です。文系の場合は1から20番まで、理系では第4周期まで覚える必要があります。 難関大学では第4周期までは必須です。また、縦方向にもいえることが必要です。
2022年10月08日
2022年10月08日
職業 大手企業の研究員
資格 博士(理学)
危険物取扱者(甲種)